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忘られた黄昏

極東では、有史の前の年代には謎が多いです。現代のアジア言語の起源は記録がない年代にさかのぼるそうです。歴史言語学者は建て直された祖語から古代の文化についての推論を得ることができます。例えば、インド・ヨーロッパ祖語を話した民族の信仰は、イタリック系の文化などからインドのヴェーダ教の文化までに比較方法で立て直されました。

極東では、最初の記録された言語は上古中国語です。その言語は古代中国の殷代で話されました。シナ・チベット祖語に由来したそうです。シナ・チベット祖語を話した民族の信仰の残影は現代の中国やミャンマーに残っているんでしょう。最近、ビルマ語の「လိပ်ပြာ (文語のビルマ語:lippra)」(蝶または魂や意識)という単語を知りました。その単語の部分は、中国語の単語と関係を持っているそうです。「လိပ် (lip)」の部分は、中国語の「蝶(上古中国語:*lˁep)」に相当します。両方の単語はシナ・チベット語源の「*s-lyap」に由来したそうです。「ပြာ (pra)」の部分は、中国語の「魄(上古中国語:*pʰˁrak)」と同じ語源に由来したそうです。蝶が意識と魂という概念に連想するのは、荘子の「胡蝶の夢」を思い浮かばせました。

次は、ビルマ語と中国語からの多分同じ語源のもっと単語の表です。

Burmese WordChinese Word
လက် ( Written Burmese: lak “arm, hand”)腋 ( Middle Chinese: yek “armpit, underarm” )
မင် (Written Burmese: mang “ink”)墨 (Middle Chinese: mok “ink”)
မှုန် (Written Burmese: hmun “dim, gloomy”)昏 (Old Chinese: *m̥ˁu[n] “dusk, nightfall, dark”)
လည် (Written Burmese: lañ “neck”)領 (Middle Chinese: ljengX “neck”)
ထွန်း (Written Burmese: htwan “be bright, shine)東 (Middle Chinese: tuwng “east”)
အသည်း (Written Burmese: a-sañ “liver”)辛 (Old Chinese: *siŋ “spicy”)
အသံ (Written Burmese: a-sam “voice, sound”)心 (Old Chinese: *səm “heart, mind, thought”)